職業訓練学校を拠点とした雇用促進(PRODES|レバノン)
プロジェクトの概要
首都ベイルート市及びそこから北70キロにあるビブロス市の女子職業訓練校を拠点とし雇用促進支援を行いました。約200名の15〜17歳の女子に就職オリエンテーション、観光サービス産業に就職するための職業訓練、雇用口を拡大するための起業支援を実施しました。対象者のうち、85%が地元で、就業することができました。
地域の状況・ニーズ
2011年からの隣国シリアの紛争により数百万人単位の難民がレバノンに流入により、レバノンの社会は不安定な状況となってきました。加えて、レバノンにおいて、対イスラエル抵抗運動を継続するヒズボラとイスラエルが戦闘に入り、人々の生活に大きな影響がでています。地域により失業率は異なるものの、概して10人に3人が働く口がない状況で、とりわけ女性の雇用が男性に比べて大きく下回っているのが現状です。